1.やわらかな光でお部屋を包みます。
半透明の和紙を貼った障子は、直射日光を適度にさえぎり丁度半分くらい(40~50%)を透過させます。
見た目には日当たりの感じを残しながら、日光を遮るという優れた特性をもっています。障子に差し込んだ光は、各方面に拡散して部屋全体を均等に明るくします。窓際だけ明るくまぶしく、奥は薄暗いという強いコントラストをなくします。やわらかな均一した光で部屋全体を包み、照明の均質度を高めます。
2.自然の風合い、幾何学的なラインの美しさ。
障子の素材は「木と紙」・・・障子は自然感あふれる現代のインテリアです。この木の桟と白い紙の織りなすテクスチャに加え、幾何学的な美しさが、室内の空間をきりっと引き締め、ひとつのポイントをつくります。また、貼り替えるごとに全く新しく、さらにイメージの変化も楽しめます。
3.夜間照明効果を高めます。
夜の障子は壁の一部となり、照明の光が反射して室内の照明効果を大幅にアップします。障子紙の反射率は50~60%。柱や建具の色とよく調和して美しい空間をつくり出します。
4.冬暖かく、夏涼しく。省エネに役立ちます。
障子は、日射を遮へいし吸収するのでガラス窓(透過率:約90%)に比べて、流入熱を2分の1程度に減少します。
冷房時には、日射による負荷がかなりの部分を占めているので、省エネルギー効果が期待できます。
暖房時には、夜間の放射冷却を防ぎ、局部的な冷輻射(れいふくしゃ:窓だけが他と比べて極端に低温となる)も低減されます。室内側を熱伝導率の低い木製建具とすると、金属サッシの二重窓よりも熱損失の面で有利です。
5.室内を快適にコントールします。
暖房が利いている部屋の中でも、窓の近くで足腰が冷えることがあります。これをコールド・ドラフトといいます。壁や窓などによって冷された空気が下がり、床近くに流れをつくります。
この対策として有効なのが内障子。空気が下がり直接ガラス面に触れないので室内空気の冷却によるコールド・ドラフトが大幅に減るからです。また、障子は多孔性という障子紙の特質によって、ごく自然なかたちで、換気と清浄化を行っています。
さらに吸湿性もあるため、室内の温度変化をおさえています。障子は湿度の高い日本の住宅に適した建具ということができます。
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